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【パーツ紹介】2020年最新!クリエイター向け!動画編集用に「Ryzen9」で自作PCを組んでみた

自作PC

3年前に購入したMacBook Pro13インチでしばらく動画編集をしていたのですが、自分のスキルが上がるにつれて、カクツキやスペック不足が目立ってきた。

ということで、そろそろ「買い替えどきか」と思い新しいPCの購入を検討しました。
候補に上がったのは以下のPC達。

購入を検討したPC

ROG Zephyrus G14 GA401

特筆すべき点は「GEFORCERTX™ 2060 MAX-Q」の高性能グラフィックボードを搭載している点。
Premiere Proに関してはそこまでグラフィックボードの性能に依存しないが、レンダリング時には効果を発揮できる。

HP ENVY 15 クリエイターモデル

HP ENVY 15も「NVIDIA® Geforce RTX 2060with Max-Q Design」のグラフィックボードを搭載しており、intelCorei9のCPUも相まって4K編集もサクサクできるようになっている。2TB SSDで大容量データも安心。
まさにハイスペックな「クリエイターモデル」だ。

不満点はほぼないが、電源コードが少し大きめで重さがあるくらい。

自作PCのパーツ紹介

上記は持ち出して外出先でも使うことを想定したモデル。つまりノートPC。
既製品ならノートにしようと思っていた。

デスクトップなら自作したほうがコスパがいいということで、自宅メインで使うことを想定してパーツを揃えてみた。

【ケース】NZXT H510 Elite White & Black

まずはケース。
せっかく自作するなら見た目にもかっこいいPCにしたいということでNZXT H510 Eliteを選んだ。

他にもかっこいいケースはたくさんあるが、ゲーミング寄りなデザインが好きではなく、あまりLEDでギラギラしすぎるものも好みではないため、シンプルさとのバランスがベストなNZXT H510 Eliteにしたという感じ。

前面と側面が強化ガラスになっていて、中がよく見える。ファンは前面2基・上面1基・背面1基がデフォルトで付属している。(光るのは前面のみ)

【マザーボード】GIGABYTE B550 VISION D

GIGABYTE B550 VISION D マザーボードはクリエイター用に設計されたRyzen用ミドルクラスのマザーボード。
動画編集や3Dレンダリングなどの重いワークフローに耐えうる超高速ストレージに対応している。

特徴としては、ECCメモリ搭載でデータ破損を防止してくれたり(普通はサーバーにしか付いていないようなハイエンドな機能)
Thunderbolt 3が I/O バックパネルにある2つの USB Type-C で利用可能だったりする。
元MacユーザーならThunderbolt 3は嬉しい機能だ。(最大12台のデバイスを同時にデイジーチェーン接続対応)

そしてPCI Express 4.0設計でM.2 SSDが超高速ストレージに対応していること。これで作業中の読み書きも低遅延で作業できる。

他にも様々な機能があるが、紹介しきれないので詳細は「GIGABYTE B550 VISION D マザーボード」の公式HPを見てほしい。

【メモリ】G.SKILL ジースキルF4-3200C16D-32GTZRX

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メモリ選びは難しく、最後まで迷ったパーツだ。
決め手はRyzen用にチューニングされているというところ。
ただ色んな人に話を聞くと、クロック数さえ対応していればあまり拘らなくてもいいパーツのようで、僕は16GB×2枚で32GBを搭載することにした。
G.SKILL ジースキルF4-3200C16D-32GTZRXを選んだのは、見た目だけ。
LEDのカラー変更も自由にできるとのことだったのでこちらにした。

【冷却装置】NZXT KRAKEN X63 水冷システム 

【ケース】NZXT H510 Elite White & Black とセットで購入したかったのがこちらのNZXT KRAKEN X63 水冷システム。

140mmファンが2基搭載されているモデルで、水冷ヘッドがとにかくかっこいい!
CPUから出た温度を水の力を利用してラジエーターで冷却するシステム。
空冷よりも静かで存在感がある。何より簡易水冷はロマン。

【グラフィックボード】玄人志向 AMD Radeon RX5700XT

最初はMSI GeForce RTX 2060 SUPERあたりを検討していたが、ゲームをしないので、AMD Radeon RX5700XTでも十分な性能であることがわかった。
特にPremiere Proはそこまでグラフィックボードの性能に依存しないので、書き出し速度の向上とレンダリングに役立ってくれている。

【SSD】Seagate FireCuda 520 M.2

SSDはマザーボードに対応しているPCIe Gen4を選んだ。
これで速度を余すことなく発揮できる。容量は2TBも検討したが、価格が高かったため1TBで一旦様子を見ようと思う。

【HDD】Seagate BarraCuda 3.5″ 4TB 内蔵ハードディスク

HDDは納品が完了したデータを保管しておくために用意することにした。
6TBでもよかったが、後々増設も可能だし、よりリーズナブルな4TBを選択した。

【電源】Thermaltake TOUGHPOWER GRAND RGB -850W -NON DPS- 80+GOLD PC電源ユニット

ここまで揃えてきたパーツを考えると850wくらいの電源が安心。
今回はフルモジュラータイプにこだわった。
必要な線だけを装着できるので配線がスッキリしていて良い。
GOLD認証も信頼性がある。電源は光る必要はなかったのだが、安売りしていたのでThermaltake TOUGHPOWER GRAND RGB -850WPC電源ユニットにした。

まとめ

各パーツを紹介してみたがラインナップはいかがだっただろうか。
実際組み上げて1ヶ月くらい使用しているが、使用感や実際のレビューは長くなるのでまた別の記事で紹介しようと思う。

自作PCのいいところは、自分の好きなパーツを組み合わせることができるので、見た目や性能にこだわりながら、長く愛用していけるところにあると思う。
数年経ってスペック不足を感じても、パーツさえ適切に交換してやれば、しっかりと使える良い相棒になることは間違いない。

■追記(2020/12/09)

【CPU】Ryzen9 3900X

CPUの紹介を忘れていました。
第3世代AMD Ryzen プロセッサー Ryzen 9 3900X
これが今回自作することになったハイスペック頭脳です。
Ryzen7と迷いましたが、3年前にミドルスペックを購入して後悔した経験から、今回はRyzen9にしました。